これが体制変更か、と実感した話。

複雑な気持ちでおられる方が大多数だと思いますので書くかどうか悩んだのですが、自分の忘備録として書いておきます。自分の応援するひとがこういった事態になるとは思っていなかったので。無論、ジャニーズJr.と呼ばれるひとたちがとても不安定であることは理解していました。Jr.を見るようになってからも、知らないうちにHiHi JETや東京B少年が増員していたりユニット名が変わったり、トラジャがどんどん減ったり松松が加わったり、Love-tuneがいなくなってしまったり、あれれ?と思いながら見ていました。デビュー組だって永遠でないことは知っていました。でもなんでしょうね…私がいま肩入れしている二組は大丈夫だと思っていた。どちらも一定数以上のファンがいるし、現場には入れないことも普通にあるし。デビューするにあたって、兄組がぜんぶいっしょくたになってもいいな、とはちょっとだけ思っていた。MADEと宇宙さんも。

 

でもねぇ…。これは予想していなかった。あの日、夜中までEPCOTIAのDVDを観てぼろぼろ泣いてNEWSのコンサートやっぱりすげー好きだよと大満足で眠りについたので、知ったのは朝になってからTwitterででした。しかも、先にSixTONESのアカウントをうろうろしていたので、よっしゃ現場だ!!と喜んでました。で、こっちのアカウントを覗いたら大混乱が起こっていました。泣いたり落ち込んだり怒ったり。どうやら「増員」という事象がSnow Manに起こったらしい。9人になるらしい。9人?! めめちゃんとじーこは知ってる。室くんはいないの?! そして真ん中の子だれ?!

 

その日はいちにちくそ忙しくて、そのうえそのまま当直で、休憩時間に見たTwitterには当然ながら受け入れられないと嘆くひとびとの声が溢れていました。ま、そうだよな。

ところが私はけっこうすぐ受け入れました。当直中にはもうわりとあっけらかんとしていた。

そりゃ、増員万歳!いらっしゃいませ皆さん!と歓迎モードになれたわけではありません。でも、これまでSnow Manが歩いてきた道を否定されたような気持ちにもなりませんでした。6人でないといやだとも思いませんでした。

 

私は結局阿部くんの幸せを願っていて、そこに彼がいるなら応援するだけでしかなかったんです。私には9人になったSnow Manを応援しない理由がなかった。

 

たぶん私は、すの担のみなさんよりも箱推しの感覚が薄いのでしょう。6人でないといやだと思えるほどには、私は彼らのことを理解していない。その点についてはSnow Manの皆さんにもファンの皆さんにも申し訳ない気持ちがあります。これが嵐さんだったら嵐育ちの私は許容できないだろうし、SixTONESやNEWSなら箱推ししている自覚があるので泣きはらしていたと思います。

だからむしろ、許容できてしまっている私はこのまますの担を名乗っていてもよいものか?という方向への悩みのほうが強かったです。まぁそれもだいぶ早い段階で、そうはいっても阿部くんが好きなんだから仕方ないじゃん阿部くんがいるSnow Manなら好きだよ阿部くんに会いたいよ、と自己決着してしまいました。そんなこと言うやつ信じられない!と怒る方がいらっしゃるだろうなとは思います。阿部くんだけが好きなわけじゃないのよ、ちゃんとみんな好きよ。肩入れ具合が違うだけなの。いやかもしれないけれどそれはたぶん…みんな同じ。

次に苦しかったのは、加入する3人のファンの皆さんが「横アリに行きたいけれどファンの皆さんが嫌がるかもしれない…」と心配している声を知ってしまったこと。そんなふうに思わせたくなかった。ごめんね。自担に会いたいのはだれしも同じなのだから。私は、すの担の皆さんと、めめちゃんのファンの方と、じーこのファンの方と、ラウールくんのファンの方と、一緒に盛り上がりたい。

 

本当に申し訳ないくらい彼らのことを知らないなと今回のことで自覚している身なのに失礼ですが、実は、彼らがデビューしたいのなら何かが足りないとサマパラにお邪魔したときに感じていました。それがつまり人数ってことではないと思いますが…。でももし、これで「何か」が足されてSnow Manに良い変化が起こったら、この体制変更はあるべき変更だったことになりますし、そうすることがタレントである彼らの使命であるようにも思います。偉そうな書き方をしてごめんなさい。

 

ごめんなさいついでに…ストも応援していると思うことがあって…。私が勝手に感じていることですが、Snow Manは控えめだなと思うんです。先輩のコンサートのバックや滝沢歌舞伎への出演のお仕事がずーっとあるからなのかもしれません。私は滝沢歌舞伎で座長タッキーを支えている彼らを観て好きになったのでこれが必ずしも悪いとは思いませんが、先輩たちの背中を守りすぎたのかなという気もしています。

今回のことでYouTubeの再生回数が原因のひとつ、のような言われ方をしていますが、これも上記のことが関係するように思います。ジャニーズJr.チャンネルが始まったのが昨年の3/21で、そのあとSnow Manには新橋演舞場御園座とずっと現場がありました。昨今では毎日、今日のSnow Manの板の上での様子がTwitterで流れてきます。間接的ではあれどファンはその間自担に会えていたんです。舞台って毎日ありますしね。すの担としては忙しくても、一方で、すと担としては凹む日々でした。現場どころか現場のお知らせもなく、少クラの露出も減り、YouTubeだけが唯一安定して活動を見られる場でした。だから、見ろ!再生回数を伸ばせ!との本人たちのありとあらゆる場所での呼びかけに全力で応じました。パフォーマンス動画の再生回数が100万回を超えたとき、本人たちが誌面を通してものすごく喜んでくれたのがそのあとも再生回数が回り続けた理由だと思います。デビューしよう、がほとんど合言葉になっているのも本人たちが言い続けているから。

もちろん、SixTONESはとてもとてもうるさいので、Snow Manに彼らと同じようにしろとは言わないししてほしくはありません。少し嵐さんに似ている部分でもあってそういうところも好きだし。でももう少し言葉にしてもいいのではないかなぁと、思うことがあります。

 

だから、というだけではありませんが、明日から始まる滝沢歌舞伎ZEROを楽しみにしています。長年慣れ親しんだ滝沢歌舞伎。お客さんはみんなすの担なの?と思うような溢れるホーム感。そういう舞台で彼らが先輩の後ろではなく、最前線のど真ん中に立ったとき、どんなものを見せてくれるだろう。彼らにはどんな景色が見えるだろう。きれいな桜を咲かせてくれますように。

そして3月の単独公演では、これがSnow Manだ!と私たちに見せつけるようなパフォーマンスをしてくれますように。ちゃんと見てるからね。9人って人数が多くてしっかり目が追いつくかどうかは大いに心配なところだけれど…、ちゃんと見てます。

 

Snow Man、がんばれよ。健康第一でね。

 

 

最後に、私が書いたことで不快な思いをされた方がいらしたら申し訳ありません。チッ、と舌打ちするくらいにとどめていただければありがたいです。