滝沢歌舞伎2018を個人的に振り返る。

滝沢歌舞伎ロスの皆様こんにちは、くるみです。そろそろKEN☆Tackeyのおかげで歌舞伎回顧期間ですね。
個人的に思い出深い作品になった滝沢歌舞伎2018、感じたことを書いておきます。レポではないです。DVDまだかな~?

一度観てみたいなぁと数年前から願っていた滝沢歌舞伎ですが、滝翼にもV6にも貢いでいない私にチケット運があるはずもなく、今年も行かれないと諦めかけておりました。しかし、昨年末から阿部ちゃん絶賛推し期が私のなかで密やかに始まり、横アリ合同(単独の日は仕事してた)ではうちわを入手し、滝沢歌舞伎の幕が開いてからは舞台に立っている姿を一目見たいとうじうじし始めた私にお優しい方がお声をかけてくださり、念願の初観劇が叶ったのが忘れもしない5/3。私は晴れて阿部くんにおとされました。奇しくもSnow Manの結成日でした。

初めて観た滝沢歌舞伎は最初から最後まで眩しいくらいキラキラしていました。私はたぶん、初めて観たひとのお手本みたいなリアクションをしていたと思います。タッキーの半端ない美しさに驚き、初めて生でタッキーのフライングを拝見し、白スーツ横並びの威力を改めて知り、次々凄まじい勢いと熱量で踊る人々に瞠目し、怒濤のように押し寄せるジャニーズエンターテイメントに身を任せていました。鼠小僧のラストで小判が降ってくる演出も私には新鮮ですごく驚きました。
とても楽しかった。観終わったあとは非常に胸が苦しくて、うまく喋ることができませんでした。

思っていた以上に、滝沢歌舞伎にはジャニーズJr.の見せ場がたくさんありました。なかでもSnow Manは、どうやら三番手の位置付けであること、オリ曲のパフォーマンスがあること、見せ場を多々作ってくれていることから、タッキーの愛を初めて目の当たりにしました。こんなふうに舞台に立っていたのか、と驚くと同時に、少年たちやジャニワ・ジャニアイ等でSnow Manが出てくると一気に舞台上が落ち着いて締まりを見せることに深く納得しました。客席もすの担ばかりなのかと勘繰りたくなるくらい寛容で、この舞台はこの子たちにとってホームなのだと体感しました。

Jr.を見るようになったのは昨年からですが、Snow Manの身体能力が恐ろしく高いことも、歌唱力をも持ち合わせていることも、舞台映えすることも、喋ることが上手なメンバーがいることも理解していました。ですが、各個人をこんなにしっかり観たのは初めてで、パフォーマンス力の高さに舌を巻きました。

ひーくん。昨年少年たちで拝見したときから、ストレートプレイでも魅せられそうだと目をつけていました(言い方)。たっぱがあって目立つしかっこいいのに、くしゃっと笑うお顔がなんともかわいい。弁慶もう少し見たかった。岩太郎の格好でぴしっと立つ姿が妙に印象的でした。あと、腹筋太鼓のすごさね。絶対笑っていたでしょう? 綺麗な逆三角に筋肉好きではないが惚れ惚れしました。

舘様。 わぁ…っ♡とかなりキュンとしたのが、フライングを終えるタッキーを迎える所作でした。手をさしのべるのがすごく綺麗で…しかも受け止めたあとターンするの。超いい。ダンスが美しくキレがあり、なかなかの頻度で見惚れました。いつも思いますが、あんなに足が上がって膝で顔面蹴ったりしないのだろうか? あとね、烏帽子似合います。

渡辺翔太くん。イケメン。Thousand Sunsやブキウギでにこにこしてる瞬間を見付けるのがとても嬉しかったです。あと、変面のしょっぴーくんがかなり好みでした。なんといってもみんな大好きなべ郎ね! 登場したときの歓声といったら。鳴き声も可愛くて、表現力もたっぷりでした。外部舞台に立ってみたいとおっしゃっていたので、ぜひトライしてほしい。観に行くよ。

ふっかくん。存在感抜群のお丸さん。タッキーとの掛け合い、みんな楽しみにしていましたね。お丸さんはああいう楽しいキャラクターですが、踊っているふっかくんはもちろんとてもよく動いてかっこいいし、Thousand Sunsでメインボーカルの一役を担っているのが素敵でした。それと、御園座でひーくんとやった口上がとても良かった。ふっかくんもたいへん素敵に喋る。聴いていてとても誇らしかったです。

さっくん。目を引くひとだとは思っていましたが、これほどとは。ダンスがとても軽やか。なんて美しくなんて悲しく、そしてなんて幸せそうに踊るのだろう。SPARKと記憶のカケラは特にさっくんに泣かされました。感情が流れ出るようなのだよな…。ド新規ゆえ思うのかもしれませんが、普段喋っている感じと全然違うひとのようで、本当に不思議な感覚でした。すごいひとがいるものだわ。

そして、阿部くん。優しい爽やかな青年のイメージを持っていたのですが、とても鋭い表情をしていて…。決して目立つ立ち位置にはいないのに、指先までぴしっと筋が通っている踊り方に目を吸い寄せられてしまいました。そんな顔をするの、そんなふうに動くの。かなり衝撃を受けました。Shadow Danceや蒼き日々での美しさにも目を奪われ、かと思えば満開の笑顔を見せてきたり…。自分でも驚くほど心掴まれてしまいました。あまりに惹かれてしまったのでこれは直接伝えねばならないと、これまで書いたことないのにお手紙をファンレboxに投入したのが、ご縁をいただいた2度目の観劇。人生で初めてステフォを購入しました。これを皮切りに写真やら雑誌やらを我慢できない現状に至ります。そしてまさかの3度目の観劇は御園座のてっぺんのお席で、後ろの立ち位置でもみえるものだからずっと阿部くんだけを追っていました。ほかのひとを観る余裕がまったくありませんでした。ものすごくかっこよくて、狩られるんじゃないかと錯覚するほど鋭くて、とてもとてもかわいくて。こんなに好きになるつもりは本当になかったのに。でも惹かれたものは仕方ありません。心を奪われてしまったからには応援しなければと現在は楽しくすの担・阿部担をさせていただいています。

さて、滝沢歌舞伎でSnow Manを改めてしっかり拝見し彼らの実力を面前に提示され、Jr.を深く愛してくれチャンスをくれるタッキーや健ちゃん、長谷川くんに心からの謝意を表するところです。ですが、こんなに魅せられるのにどうしてまだジャニーズJr.なのか、それともこんなに魅せられるからジャニーズJr.なのか、と誰かわからないがえらいひとの肩をゆさぶって問い質したくなりました。感謝してやまないが、私は欲深いので可愛がっているひとたちには光を浴びてほしい。正直、好きになって日が浅すぎて彼らがどこへ行きたいのか実はあまりよくわかってはいないのですけれど、でも、ファンとしてはデビューしてほしいし、彼らが一秒でも早く、前面の中央にたってくれる日を願ってやみません。

ジャニーズのエンターテイメントの面白さを存分に表現した滝沢歌舞伎は、非常に楽しませてくれる舞台でした。本当に、素晴らしかった。座組のみなさまもスタッフのみなさまも、ありがとうございました。
この経験を糧にしてすべての演者さんが更に輝きを増すことを期待しています。